NSA盗聴事件により、中国で逆風を受けるシスコシステムズ


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米政府のネット・電話の極秘監視・情報収集プログラムである「PRISM」の存在が暴露された後、世界最大のコンピュータネットワーク機器開発会社であるシスコシステムズ(Cisco Systems Inc.)が中国での事業が前例のない困難の局面に直面した。

シスコシステムズは中国での年間売上高が20億ドル(約1,960億円)に上った巨大企業だ。NSA盗聴事件が暴露された後、中国のメディアは、シスコシステムズが中国の国家安全保障に脅威を与える恐れがあるから、政府機関や企業ができるだけ中国国内メーカーの製品を採用することを呼びかけている。

シスコシステムズがあくまでも「PRISM」への参与を否認しているが、数多くの中国メディアがやはり厳しい制限のある措置を取るべきだと力説している。

今週、政府系新聞「環球時報」の社説では、中国インターネットの安全にとって、シスコシステムズが巨大な脅威である。中国は自ら国産のインターネット技術を発展させる必要がある」と書かれていた。

また、「中国日報」では、「PRISM」が暴露された後、シスコシステムズの代替品として、おそらく中国ファーウェイ(Huawei)は最大な受益者になるだろうと述べた。

現在、シスコシステムズが中国市場のシェアは流失しつつある。市場調査会社nfonetics Researchのデータによれば、2010年に比べ、2012年の中国のコンバータやルータ市場が20%増加したものの、シスコシステムズのシェアは21%から18%に下落したという。

編集:チャイマガ(ChaiMaga)   
参照元:Bloomberg

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