廉価版iPhoneの生産、アップルがフォックスコンを選ばない理由


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「ウォール・ストリート・ジャーナル」の報道によると、アップルが開発した廉価版iPhoneの生産は、長年に任せていたフォックスコンを選ばずに、別の台湾企業の和碩聯合科技(ペガトロン 英文表記:Pegasus)に委託したと分かった。

今までアップル社のiPhoneとiPadは、ほとんどフォックスコン(鴻海科技集團)の組み立てラインで生産されたが、ペガトロンを加えることにより単一のサプライヤーの委託リスクを分散させる意図のようだ。

コスト問題
フォックスコンの工場が軍事化管理と言われるほど厳しかった。そのせいで、耐え切れない従業員の自殺事件が頻発だった。したがって工場運営のコストも年々増加しつつある。ペガトロンがフォックスコンより低コストの製品を提供できるため、それも今回アップルに選ばれた重要な理由の一つだった。

ペガトロンが台湾と中国本土で約10万人の従業員を抱えているが、今年には従業員を40%増加させることを発表していた。業界では「廉価版iPhone生産のための増員」と見られている。

リスク問題
フォックスコンの規模は大きければ大きいほど、アップルがフォックスコンをコントロールしにくくなる。特に秘密主義至上のアップルにとって、去年iPhone5情報漏えいのような事件は断じて許せないものであった。一方、ペガトロンが業界では秘密厳守として有名である。

製造工程
アップル製品の工程は極めて複雑で、フォックスコンにとっても決して楽勝ではない。1社だけでは、iPhone5の量産体制がなかなか構築困難と見られている

さらに、情報筋の話のよると、去年フォックスコンが生産工程のミスでiPhone5の後ろカバーに傷付けてしまったクレームがあったため、アップルとしても、複数のサプライヤーで品質リスクを分散させないといけない状況だった。

編集:チャイマガ(ChaiMaga)   
参照元:爱范儿

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