前虎後狼  アップルに頼りすぎた鴻海(ホンハイ)の悩み


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電子製品受託生産(EMS)世界最大手、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業(フォックスコン)が先日発表した2013年第1四半期の連結売上高は8090億台湾ドル(約2兆7700億円)となり、前年同期比約20%減少した。粗利益率は5.68%で、前年同期比1%下落した。
売上高、利益減少の要因はやはり米アップルの「iPhone」「iPad」の販売減速と見られている。

鴻海(ホンハイ)は、売上高の約7割がアップル向けのEMS業務だが、一方アップルに頼りすぎると諸刃の剣になってしまうだろう。アップルの成功と共に巨大な利益をもたらしてくれるが、アップルが不振に落ちて、あるいは他社に発注してしまうと鴻海にとって損失も大きいはずだ。

一方、虎視眈眈と鴻海の王座を狙っている中国新興メーカーの比亜迪(略称:BYD。二次電池、携帯電話部品・組立と自動車の2大事業を展開)は、ファーウェイ(HUAWEI)、サムスンに積極的に接触、新規開拓に力を入れている。

比亜迪の公表によると、2013年第1四半期の純利益1.12億元(約18.45億円)、前年同期比315.63%増加。ファーウェイ(HUAWEI)とサムスンからの受注は、比亜迪の好調の要因だとアナリストに分析されている。

かといってサムスンが大嫌いと世間に知られていた鴻海の郭台銘董事長が、サムスンと手を組む気がないはずだ。鴻海にとってまさに「前門の虎、後門の狼」という状態であろう。

編集:チャイマガ(ChaiMaga)   
参照元:IT商业新闻网

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