山東省済南市 21年前に取り壊された駅を再度復元へ


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今年8月1日、山東省済南市にある不動産会社が15億元(約240億円)を投じて、済南駅の北口広場を建設し、さらに21年前に取り壊された駅舎を復元すると発表。政府も復元される駅舎は昔の本物通りに設計すると宣言。

済南駅は1904年にドイツ建築家のハーマン・ファーシアー氏が設計し、建設されたものである。かつてアジア最大な鉄道駅で、戦後ドイツ連邦共和国が出版した「極東の旅」に極東一の駅として掲載された。

1992年、利用客の増長による駅を拡大を計画する際、たくさんの学者、専門家の反対があったにもかかわらず、ある政府高官から「済南駅は殖民時代の象徴だ」という鶴の一声で、済南駅の駅舎が解体された。その後、国家が3.9億元(約62億円)を投じて1995年に新しい駅を建てた。

今回、21年前に取り壊された駅を再度復元の報道について、専門家達からも反対の意見が多いという。

ある地元建築大学の教授がインタビューを受けた時、「取り壊した時も愚かだが、今さら復元も愚かな行為だ。復元を吹聴する人たちが、旧駅舎のデザインスタイルすら間違っている。本物がすでに破壊され、建築材料も変わり、さらに設計図も見つからない以上、旧駅舎を復元するなんて極めて困難だ」とコメントした。

結局、解体もGDPのため、復元もGDPのため、政府にとってあくまでもただのビジネス行為に違いない。昔も現在も変わらずに歴史文化財に対する保護策などは全く考えていないだろう。

(写真は旧済南駅の風景である)

編集:チャイマガ(ChaiMaga)
参照元:网易

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